最悪だった1年を脱して、企業業績は回復局面へ!
日本経済にとって昨年はまさかのショックの連鎖の年でした。3月には東日本大震災。欧州債務危機も伴って、内需、外需ともに非常に厳しい1年を強いられたといってもいいでしょう。企業努力で夏にはサプライチェーンが回復したものの、その矢先にタイの洪水が発生。日本経済にとって最悪ともなる1年でした。
今年はそのバックギアを取り返す、日本経済にとっては勝負の1年となります。多くの企業は、この1年の企業努力で、売上高が伸びなくても経常利益を伸ばせる強い企業体質を身につけています。
また、東日本大震災の復興需要の効果はこれからが本格化。復興関連の政府支出額は20兆円以上。影響はさまざまな業種に波及することでしょう。さらに超円高市場もようやく落ち着きを取り戻し、企業も超円高に対応する手段を講じています。
そうした企業努力が出てくるのが決算発表です。
アナリスト陣が優良銘柄を総力を挙げて数ある決算発表からリストアップ
決算発表での投資の基本スタンスは、
「業績の良い銘柄を買って、業績の悪い銘柄を売る」
これにつきます。
しかし、個人投資家の方で決算でどこに注目すればいいのか、わからないかたも多いのではないでしょうか? 株価はどんどん企業業績を先に織り込んで推移しますが、それを上回る増収、増配、業績予想を出してくれば、株価は当然のごとく騰がります。
そうした決算シーズンを総括し、今後見込まれる選別物色のなか業績信頼度の高い銘柄に着目した優良銘柄を、グロースアドバイザーズのアナリスト陣が数ある決算発表から総力を挙げてリストアップ。
決算発表が出そろったからこそ、これから狙える銘柄とそうでない銘柄が分かれるところ。そんな銘柄の決算評価をまとめて、まさにこれから利益を出せる株の投資戦略をレポートにまとめました。
決算発表を終えて、これから騰がる株、ぜひ狙ってみてください。