いま、短期で大きな利益を生む可能性のあるIPO投資に、注目が集まっています
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、年内のIPOは最大50件と2007年以降最多になると見通しています。スマートフォンにゲームソフトなどを提供する多数のSNS関連企業や、製造業、金融機関などが手続きを進めているほか、日本航空も1兆円規模の公算もある再上場を準備中です。
日本のIPO市場は2008年のリーマンショック以降、停滞を続けていました。2007年はIPOは123社ありましたが、その後49社、19社、22社と減少。2011年は36社と回復の兆しを見せ、今年は50社の規模に乗ろうとしています。
IPOを行う目的は資金を集めること、そして知名度を上げて会社の売り上げに寄与すること。そのような需要から、SNS関連企業など、IPOを考える企業が増えてきているのは事実です。
そして、大きな目玉は経営再建中の日本航空(JAL)。IPOで国内外に株式を売り出す際のグローバル・コーディネーターに野村ホールディングスと大和証券グループ本社を起用。JALは9月にも東京証券取引所に上場する計画です。
JALの筆頭株主である企業再生支援機構は全保有株を放出。売り出しは5000億円から1兆円(時価総額も同額)に上り、国内IPOとしては1998年のNTTドコモ以降、最大規模となる可能性もあるなど市場の注目を集めています。
IPOの特徴としては、短期間で大きな値幅が取れる可能性があること。
これにつきます。
ただ、どんな株でも買っていいのかというとそうではありません。アメリカではフェイスブックが事前の過熱感から初値から大きく下落し、現在低迷を続けています。
しかし、これは上場日の寄り値で買った投資家が損をしているということです。IPOでも上場日から日数が経過して、再評価されて買われている銘柄は多数あります。実態が伴って再評価されたIPO企業は、もう一回、二回と買われることもよくあるのです。
短期間で値幅を取るIPO投資で大きな利益を得てみませんか?