投資をする理由
あなたはなぜ、投資をしているのですか?
なぜ株式投資をしようと思ったのですか?
「資産を増やすため」
「利益を得るため」
ですよね。
それなら、「買い」同じく「空売り」をためらうことはありません。
むしろ、空売りができれば、売りと買いで、儲かるチャンスが2倍になります
証券ディーラーは、相場で利益を出すことが全てです。利益を上げることができないディーラーには価値がありませんから、買いでしか利益の出せないなどと言ってはいられません。空売りは武器としてできて当然です。
証券ディーラー泣かせの相場というのは、「動かない相場」のことです。
しかし、無限に騰がり続ける銘柄などありません。
ということは、上昇買いでしか利益の出せる相場というのは存在しないのです。
裏を返せば、証券ディーラーは相場が動きさえすれば、騰がっても下がっても利益を出すことができます。騰がった銘柄は利益確定をする。下がる銘柄があれば、空売りを行って利益を出す。これで、いつでも利益確定のチャンスが生まれるのです。
「動かない相場」などは存在しません。ある銘柄が騰がっていたら、それとは別の銘柄が下がり、「売り」で利益を確定することも可能なのです。
10月初旬には日銀短観が発表されます。日銀短観とは、日本銀行が企業に対して景気の先行きについて毎年4月、7月、10月、12月の年4回アンケートを実施し、その結果を発表するものです。
アンケート内容は、生産高、売上高、在庫、今後の見通しなど。調査から発表まで10日間前後と非常に短いのでリアルな経済指標として捉えることができます。日銀短観には、企業の業況見通しが集約されているため、株価に与えるインパクトは大きいとされています。
相場のトレンド転換が起こりやすいのは「11月から1月」と言われています。その意味でも、10月相場というのは「相場転換の手前の月」として、パフォーマンスが悪い月でもあります。
アメリカの作家、マーク・トウェインによれば、8月、9月、10月の3ヵ月は、株式投資にとって最も厳しい季節だと述べています。マーケットが盛り上がる夏は滅多にないことが証明されています。
しかし、買いで利益が出せないのなら、空売りをしかければよいのです。現物株が下落した時のヘッジとしても空売りは有効な投資手法です。
買いでなかなか利益を出せない方は、ぜひ空売りで利益をあげてください!
