消費税増税なんか関係ないホットな快進撃株!
いよいよ4月1日から、消費税率が5%から8%に上がりました。巷では住宅や自動車、白物家電などに代表される高額商品の駆け込み需要が、想定を超えているとの声も聞かれます。先週末は、ガソリンスタンドに大量の列ができたり、小売、百貨店などでも駆け込み需要が見られました。
と、同時にその反動減を警戒する声も聞かれます。多くの日本の世帯は、駆け込み買いのあとには支出を抑えると見られています。これは安倍首相が1年4カ月前に打ち出した景気回復を目指した政策、「アベノミクス」にとって最大の試練になるでしょう。
この増税は、膨れ上がる社会保障費を補い、日本の経済規模の倍以上に膨張し、先進国の中で最大となっている公的債務を減らすことが目的ですが、15年以上にわたるデフレのあと、日本の慎重な消費者が支出を続けると期待するのは難しいという指摘もあります。
しかし、一時的に日本全体の景気が落ち込んでも、そんなことは関係無く利益を上げてる企業もあります。経済環境の好転を受けて、今春闘では賃上げの動きが広がったほか、価格据え置きで積極的に売り上げ増を目指す企業も目立っています。
多くのエコノミストは、今年第1四半期(1-3月)の成長率は駆け込み買いで4%以上になると予想。ただし、第2四半期はその反動で約4%縮小すると予想していますが……。数字を見てみると、2月の失業率は3.6%と1998年以来の低い水準となり、消費支出が減少し輸入価格が落ち着いてきても、賃金上昇が物価の上昇圧力を維持するとの期待が強まっています。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」によって、消費増税の負担を和らげる芽も出始めているといっていいでしょう。大手企業を中心に復活した賃金のベースアップに加え、円安などによる業績改善で、東証1部に上場する3月期決算企業の平成26年3月期の株主配当総額は、過去最高の7兆円規模に達する見込みです。ならして考えれば、これらの消費財を生産・販売する企業にとってはトータルではプラスなはずです。
相次ぐ負担増にも失速しない景気の強さを保てるのか?
その鍵は、企業の持つ利益率など、企業の真の実力が問われることになります。
そして、そのような銘柄は必ずあるのです。
すべての銘柄にとって消費税増税がマイナスとなるわけではありません。
むしろ、消費税増税なんか関係無いぐらい、利益を上げているします。そこで、消費税増税を吹き飛ばすような増収、増益を続ける今が最もホットな快進撃株の条件を、株とまとのアナリストが致しました。
業績改善、新たなテーマ性、企業の体力、底力……ある意味では、企業の中身を見ていき選別していくわけですから、とも言えるでしょう。
日経平均の調整は絶好の買い場です。消費税増税の今だからこそスポットが当たる、ホットな快進撃株を手に入れて、株式投資でぜひ利益を上げてください。