[相談者]
M様
18日ごろから買いました。辛抱強く待ちたいと思いますが、このまま下がっていくのではと不安でふさいだ気持ちです。損失はカバーできるでしょうか?
株とまと
[アナリスト]
T.H.
現状では中期的な押し目とも判断できますが、ボリュームも減少していますし、再浮上はやや難しいのではないでしょうか。3月の新規上場から需給妙味とともに全員参加型の人気銘柄として株価水準を大きく切り上げていました。コンテンツ関連としての将来性も高く評価されていますが、それでも割高感は否めません。18日の高値形成後はボリュームも落としていますし、資金流出が確認できます。もちろんここからは中期的な押し目とも判断できますが、再浮上には業績変化や材料性が求められるところでしょう。高値奪回はやや厳しいと見ています。
相談後は30日に反騰が確認されたものの、31日の戻り高値形成から6月以降も戻り売りで再度下値を探る動きに。コンテンツ関連の一角として、10日以降は買い直される場面があったものの、25日移動平均線を上値抵抗として再度売り直される展開。24日には大台3,000円を割り込む場面もあるなど、4月以来の安値水準まで下押し。上値を切り下げる動きを続いている。