決算シーズン到来! 高いリターンが期待できる日本株!
いよいよ夏本番。株式市場にも熱い夏、決算シーズンがやってこようとしています。
米国では今週から第2四半期の企業決算が本格化。ロイターの調査によると、S&P総合500種の企業では、2015年第2四半期決算は、前年同期比で2.9%の減益となる見通しを示しています。
S&P総合500種の利益見通しをベースにした株価収益率(PER)は16.5倍で、過去の平均15倍よりも10%程度割高な水準。2004年以来の高水準であり、米国市場では相場の圧迫要因になるのでは?という声も聞かれます。
ただし、米国市場での第2四半期決算の減益見通しは、米国株の割高さを示すため、世界的に見るとじつは「割安」で後に「比較的高いリターンが見込まれる」日本株に投資するファンドマネジャーが増えているのです!
米国人の著名な機関投資家などは、「海外の株は業績の成長性の面でまだかなり伸びる余地がある」と指摘しており、これから発表される企業の業績予想などによって、日本株にはまだ上昇余地があると言えるでしょう。
市場予想は15%~20%の増益!上方修正で株価急騰も!
また、日本の株式市場では、決算で通期予想の上方修正などのポジティブサプライズが出やすいという側面も見逃せません。
日本株に限って言えば、2016年3月期の企業業績の市場予想は約15%の増益です。日経平均の1株あたりの予想利益は1261円ですが、仮に約15%の増益が達成できれば、日経平均の1株あたりの利益は1320円になります。
日経平均のPERが16倍まで低下したとしても、そこから算出される日経平均株価は2万1120円。現在の株価水準からすると、決算を期に日本株が再び買い直される可能性は十分にあります!
さらに注目したいのが、企業の想定為替レートです。2016年3月期の企業の想定為替レートは、1ドル115円程度。現在の1ドル120円を超える円安が続けば、15%どころか20%増益も不可能ではありません!
PER 16倍で20%増益なら、日経平均は2万2000円を狙えることになります。通期業績が増額されれば、株価も予想以上に上昇することもあるでしょう。そういった株を先回りして今のうちに買っておけば……株価の大幅高を狙えることは言うまでもありません。
そうした上方修正期待株を狙うには、やはり企業の株価とファンダメンタルズを常日頃からチェックしているアナリストの目線が欠かせません。
ここは企業分析のプロであるアナリストの注目銘柄付きの投資戦略レポートをもとに、決算シーズン前に仕込んで、決算内容や上方修正を先取りし、大きな利益を手にしてみませんか?