米国では決算発表がピークを迎えています。個別企業の決算によってダウ平均などが大きく動く要因ともなっていますが、日本でもこれから10月後半から11月上旬にかけて、決算発表が本格化してきます。

日本では、10月27日（火）には49社、28日（水）は85社、29日（木）に208社、そして30日（金）には1日で504社の決算発表が予定されています。この決算発表ラッシュは11月も続き、11月6日（金）にも445社の決算発表が集まり、11月13日（金）の324社まで1日100社を超える決算発表が続くことになります。

この10月から11月にかけて発表される日本企業の決算は、主に3月期決算企業の9月末までの数字を集計した第2四半期決算、いわゆる中間決算になります。第1四半期とは違って、中間決算では会社が出している通期の業績予想に対する進捗率などから、業績予想の上方修正、下方修正などが行われることも多く、銘柄によっては株価が大きく動くタイミングとも言えます。

ここで注意したいのは、決算発表前に企業側が業績修正などを出した場合です。決算発表前に上方修正などが出やすいタイミングでもあり、もちろん上方修正などの業績修正が出れば株価はその時点で騰がりますが、実際の決算発表で決算開示が出たあとには、材料出尽くしで売られる可能性もあるからです。

ただ、株式市場の期待感があり、決算発表やその前の業績修正などが予想を上回るポジティブサプライズとなれば、株価が上昇することは十分に考えられます。

もちろん、市場予想通りや市場予想を下回る決算となれば売られるでしょう。こうした決算発表をまたいだ「決算ギャンブル」をするよりも、決算発表までに株価上昇が見込める銘柄を決算発表前に買って、上昇したタイミングで売り抜けることができれば、十分利益が見込めます。

「株は噂で買って事実で売れ」という相場格言にもあるように、実際に決算が開示されれば出尽くしで下がる可能性もあります。ならば、決算発表が本格化する前の今のタイミングで、好業績が期待できる銘柄を買って決算発表前に利益を確定させるという戦略は有効でしょう。

そこで、株とまとでは過去の決算シーズンでの株価の反応などから、決算発表前に株価の上昇が期待できる銘柄を、精鋭アナリストがピックアップ。厳選注目銘柄付きの投資戦略レポートとしてまとめました。

決算シーズンも後半になると同業他社の動向などによって、ある程度の市場予想ができあがり、株価の上昇余地も少なくなります。

狙うなら決算発表が本格化する前!　今が大きなチャンスです!

事前の業績観測の情報が少ない段階だからこそ、決算が近づくにつれて徐々に期待感から株が買われて行く前から買いを入れておけば、大きなリターンを狙うことができるのです。

決算発表が本格化する前に、今から好業績期待の株に先回りで買いを入れておき、大きな利益を手にしてみませんか?